中絶手術の同意書について
中絶手術を受けるには、
『 手術を受ける女性患者さまの記入とハンコ 』
『 夫(独身の方はパートナー)の記入とハンコ 』
どちらも必要です。
これは母体保護法という法律で決められていることですので、日本全国どこの産婦人科で中絶手術を受ける場合であっても必要です。
ただし、例外があります。
夫やパートナーと連絡が取れなかったり、あるいは、夫のDV(ドメスティックバイオレンス)から逃げて避難しているために事実上連絡を取れないという場合は、夫やパートナーの記入とハンコが無くても手術を受けることが可能です。(そのための特別な同意書が当院にございます)
実際に連絡が取れないのかどうか、あるいは、本当にDVから避難しているのかどうか、これらについては調べようがなく、患者さまの申告を信用するしかありません。申告が嘘だった場合に発生する不利益に関しては患者さまの自己責任となります。
夫やパートナーが遠方にいて、記入とハンコをもらうために郵便の往復で時間がかかる場合は、自宅で中絶手術の同意書を印刷してもらうことにより、当院に来る前に中絶手術の同意書を手に入れることができ、夫やパートナーの記入とハンコをもらうための行動をいち早くとることができま す。
印刷できない場合は、手書きで構いませんので、ご自分で同じ文言の書面を書いて作って、夫(独身の方はパートナー)に記入・ハンコをもらってください。
診察から手術までの流れ / 手術当日に帰宅する手術の場合(日帰り無痛中絶手術を含む)
次の手術は、手術当日に帰宅することができます。
・11週台までの日帰り無痛中絶
・12週~15週前半までの、産むのではなく吸い出す無痛中絶を選んだ場合
上記手術の、来院診察から手術終了までの流れは、次の通りです。
ご来院・診察 / 手術当日に帰宅する手術の場合(日帰り無痛中絶手術を含む)
(診察や説明を受けてから手術を受けるかどうか、妊娠を継続するかをお考えになっても大丈夫です)
(保険証をお持ち頂くと、偶然に異常が見つかった時や、ついでに受けたい検査があるときなどに便利です)
・診察
↓
・手術説明
↓
・術前の過ごし方や持ち物などを説明
↓
・術前検査(採血など)
手術当日 / 手術当日に帰宅する手術の場合(日帰り無痛中絶手術を含む)
・予約日時に来院
↓
・病室へご案内。手術衣に着替えて点滴
↓
・手術室へ移動
↓
・麻酔開始
↓
・手術開始
↓
・手術終了
↓
・病室へ移動し麻酔が覚めるまで2時間ほど横になります。
↓
・帰宅
診察から手術までの流れ / 1泊2日以上の入院を要する無痛中絶手術の場合
次の手術は、1泊2日以上の入院が必要です。
・12週~15週前半までの、赤ちゃんを産み落とす無痛中絶を選んだ場合
・15週後半以降の無痛中絶
上記手術の、来院診察から手術終了までの流れは、次の通りです。
ご来院・診察 / 1泊2日以上の入院を要する無痛中絶手術の場合
(診察や説明を受けてから手術を受けるかどうか、妊娠を継続するかをお考えになっても大丈夫です)
(保険証をお持ち頂くと、偶然に異常が見つかった時や、ついでに受けたい検査があるときなどに便利です)
(中期中絶で保険証をお持ち頂くと、出産育児一時金が使え、手術料金が割り引かれます)
・診察
↓
・手術説明
↓
・術前の過ごし方や持ち物などを説明
↓
・術前検査(採血など)
手術当日 / 1泊2日以上の入院を要する無痛中絶手術の場合
・予約日時に来院
↓
・病室へご案内。手術衣に着替えて点滴
↓
・硬膜外麻酔を開始
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・子宮頸管拡張無痛処置
↓
・陣痛誘発薬を腟内に投与(3時間ごと)
↓
・お産および産後処置
↓
・お産の当日か翌日に退院
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下の画像をクリックしますと、WEB予約の画面に進みます。↓
※診察の予約です。手術の予約ではありません。
※手術の予約をするかどうかは、診察を受けたあとにその場で決めても良いですし、予約せず帰宅してから考えることもできます。予約する場合は再び来院が必要です。
